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ロスカットがあるのに、なぜFXで借金地獄になるの? その仕組みを解説します。

なぜFXで借金地獄になるの? その仕組みを解説します。

FXでは高いレバレッジを掛けることによって資金以上の外貨を取引することが可能です。しかし、レバレッジが高くなれば少しの価格変動で大きな大きな損失が生じることもあります。

何より怖いのがFXには株式で言うところのストップが無いところです。つまり、1ドル100円~102円程度で動いていた相場が、ある日突然1ドル90円になっていることもあるわけです。

例えば、2016年6月24日。1ドル106円で推移していたところ一気に98円まで円高が進行しました。

イギリスEU離脱ショック時のドル円チャート

背景にあったのはイギリスで行なわれたEU離脱の是非を問う国民投票です。これまでは、僅差ながら残留派が優位と言われていましたが、いざ投票が行われれると予想に反して離脱派が勝利しました。

結果「EU離脱によりイギリスの経済が失速するだろう」との不安が世界的に広がりポンドが売られ安心通貨とされる円が買われたわけです。

「イギリスEU離脱ショック」「英国離脱ショック」などと呼ばれましたが、比較的穏やかなドル円がたった1日でドル円が8円ちかく動くのは投資家の心境を如実に物語っていると言えるでしょう。

ロスカットは投資家を守ってくれない!?

「証拠金が無くなったら自動的にロスカットされるのでは?」と多くの方は思われているかもしれません。しかし、このような急激な値動きに対してロスカットは100%万全とは言えません。

と言うのも、みなさんが注文した内容は、FX業者からカバー先と言われる銀行や証券会社に注文され、そこから取引市場となるインターバンク市場へと流されます。

FXで借金になる仕組み

普段、穏やかな値動きの時は相互のやり取りもスムーズにいくのですが、リーマンショックやイギリスのEU離脱ショックなど世界の投資家が一斉に動くような事態が生じると、インターバンクとの間にFX業者・カバー先が介在しているため大幅な値動きにロスカット(約定)が追い付かない事態が生じることがあります。

例えば、1ドル100円でドルを買い、96円になったときにロスカットが発動することになっていたが、一気に円高が進んだことにより96円のロスカットが間に合わず94円で約定。結果、2円分追加入金しなければいけない事態(借金)となることもFXの世界ではあり得ます。

ロスカットが追い付かず追加入金が生じる例

当然、レバレッジが高いと損害額も大きくなってしまいます。そして、元を取り返そうとさらにFXの深みにはまってしまうために借金地獄に陥ってしまうわけです。

このような事態を避け投資家を保護する目的として、これまで無制限だったレバレッジを最大25倍までとする規制が2011年に金融庁の指導により設けられました。しかし、レバレッジ規制が設けられてもロスカットは万全ではないと言う点は押さえておいたほうが良いでしょう。

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